11.15 fri. ROADSHOW

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Twitterに投稿された四コマ漫画が多くの読者の胸を打ち、熱狂的な支持を集める漫画家・世紀末の処女作にして代表作“殺カレ死カノ”。<心の処方箋>として世代を超えて圧倒的な共感を呼ぶ本作の映像化を果たしたのは、『ももいろそらを』『ぼんとリンちゃん』『逆光の頃』など日常と非日常を行き来するようなストーリーテリングと映像美、卓越した人間描写で10代の光と影を描いてきた注目のすいさい・小林啓一。 主人公・小坂れい役には、圧倒的な存在感と変幻自在な演技力で高く評価される若手実力派俳優・間宮祥太朗。もう一人の主人公・鹿野なな役には、底知れないポテンシャルとその活躍から目が離せないイットガール・桜井日奈子。 また、恒松祐里、堀田真由、箭内夢菜、ゆうたろう、そして金子大地、中尾暢樹ら2019年最注目の瑞々しい魅力溢れる若手俳優たちの豪華競演が実現! また、癒しの歌姫・奥 華子が主題歌と自身のキャリア初となる映画音楽を担当し、美しいピアノの音色で少年少女たちのうつろいやすい一瞬一瞬を、切なくもあたたかく彩った。

何にも興味が持てず、退屈な高校生活を送っていた少年・小坂(間宮祥太朗)は、リストカット常習者で“死にたがり”の少女・鹿野(桜井日奈子)に出会う。それまで周囲から孤立していた二人は、《ハチの埋葬》をきっかけに同じ時間をともに過ごすようになる。不器用なやりとりを繰り返しながらも、自分を受け入れ、そばに寄り添ってくれるあたたかな存在──そんな相手との出会いは、互いの心の傷を癒し、二人は前を向いて歩み出していくのだが……。